イベリコ豚がずっと食べたかった

  • ようやく念願のイベリコ豚を骨董通りのローブリューで食べることができた。テリーヌは蛋白な味わいとさっと溶けるラードがパンによく合う。喉と皮のパテは柔らかさとコラーゲンの感じ、こっくりした旨みがおいしい。煮た舌のラヴィゴットソースはさっくりと柔らかい舌がするすると胃に入っていくやさしい味(フォンで2,3時間煮てあるあるらしい)。イベリコ豚(あばらかな?いやロースだな)のグリエは皮側の油を食べた瞬間ふわっとナッツの香りが広がる*1
  • 厚切りのグリエは特に絶品。ナイフがするすると肉に吸い込まれ、ほおばるとやや強めの塩と濃い油、しっとりとしてきめ細かい肉のうまみとナッツの香りが一体となる。皆がいうほど量は多くないので、臆することなく足のパン粉やきも食べるべきだった・・・ ま、また行けばよろしいのだが。
  • 二人でいって、4品+赤一本+チーズ+コーヒーで17000円也。ビストロにしてはちょっと値段張りすぎかな・・・ サービスは、ま、普通だけど、料理について説明も丁寧でうれしい感じ。コーヒーはちゃんとネルで落としたのが飲みたかったな・・・ ま、エスプレッソ飲めって感じなのかな。

*1:イベリコ豚はどんぐりをたくさん食べて育つので肉にナッツの香りが出る