秋刀魚の瞬間燻製でも作ってみなよ
- 先日お客を招いていろいろご飯を作ったら、思いのほかうまくできたのでレシピを公開します。全体のメニューは以下の五品でした。うち三品紹介予定です。今日は一品目。
- 瞬間燻製というとやたらめんどくさそうですが、そして僕もめんどくさそうと思っていたのですが、やってみたらやたら簡単で、あと片付けもラクで、しかも大層おいしかったです。前菜としてもつまみとしてもよいので、事あるごとに作ってしまいそうです。秋刀魚は三枚に下ろすのがめんどくさいですが、刺身用におろしたやつがあれば楽勝。鍋も網も繰り返し使えるので専用にしてしまうのがよいです。材料は、
- ダメにしてもいい鍋
- ダメにしてもいい金網(鍋にすっぽり入るサイズ)
- 好みのスモークチップ ひとつかみ (うちはサクラ)
- 秋刀魚、鮭(刺身でたべれるやつ) 好きなだけ。ただし網に乗る程度。
- 玉ねぎ 中一個
- レモン 一個
- にんにく 一個
- 以下手順。
- 秋刀魚は三枚におろして、鮭はサクのまま、レモン半個分の絞り汁にくぐらせる。
- 塩をきつめに振って、ラップを掛けて冷蔵庫へ30分
- キッチンペーパーで水気を拭きとり(重要)、網の上に並べておく
- 窓をあけ、換気扇をガンガンまわす
- 古鍋にスモークチップをひとつかみ敷く。
- 鍋をガスコンロに掛け、蓋をして弱火。煙がもくもく出てきたら、火止める。
- 網を鍋の中に素早くいれ、素早くふたする。ふたに穴があいているようなら、濡れたティッシュで蓋をして、密閉する。
- 三分放置。
- 三分経ったら網を出す。鍋は危ないので水を入れてきちんと火を消す。
- 鮭と秋刀魚を平たい容器に入れて、レモン半個分を絞る。オリーブオイルを魚がひたひたになるようにまわしかける。上からスライス玉ねぎをどっさり乗っける。
- 入れたいスパイスがあればここで入れる。コショウ、ケイパーなど(僕は入れないけど)。
- 半日冷蔵庫で放置。
- 以上で出来上がり。食べるときはそのまま、そぎぎりにして食べてももいいけれど、以下のように工夫すると一段upです。特にはじめのがおすすめ。
- スライスしたにんにくをカリカリにあげたものと、スライス玉ねぎを添えて
- バジルソースで(参照: ワインを飲むために今僕ができるほぼすべて - トビハネインディアン)
- リッツに乗せてケイパーといっしょに
- 鮭は市販のスモークとは比べ物にならないくらいおいしいです。秋刀魚は油のこってり感とスモークの香ばしさがよくあいます。燻製香に対抗するために、塩はきつめで。ニンニクと相性よし。トマトともあいます。秋刀魚が旬のうちに作りましょう。次回はスペアリブのトマト煮込みパスタ。