2005-11-01 野生の蚕の布を見に行った 友人の友人が外苑前に展示している布ギャラリーに行った。なんでもインドのオリッサ州やアッサム地方で織られている野生の蚕(野蚕・やさん)で織った布に染色を施して作り上げた布なのだそうだ。 絹といえば滑らかな手触りが特徴だけれど、野蚕の絹はやわらじゃい麻のような、綿のような・・・ 不思議な手触りです。実は俺は無類のアジア布マニアで、すでに投資額は20万をこえてるので、出品者とはインド布についてマニアックに盛り上がれてなかなか得がたい経験。 帰りはみなさんと外苑前交差点の奥まった地下のお店・青山たけしたで軽く飲み会。柿の白胡麻ペースト掛けは、意外な組合せだけれど、クリーミーな胡麻の油分の甘さと軽い塩気と柿のさわやかな甘さがうまくマッチして意外なおいしさだった。 ジェームズ・タレル、柴田元幸、サリンジャーなどあるある系アーティストの話でも盛り上がれてなかなか楽しい飲み会でした。この仕事してるとなかなか現代芸術・現代文学の話で盛り上がれる人っていないものだからさ・・・