大泥棒ホッツエンプロッツ

  • 千と千尋の物語の物語の下敷きになったと思われるオトフリート・プロイスラーのクラバートも、ロアルド・ダールチョコレート工場の秘密も、小学生のころは中毒のように熱中した。両方とも、小学生のころの僕にはとても長い小説で、読むのに非常に時間がかかった。あまりに何度も読んだため、クラバートのすんでいた水車小屋の作業場とか、チャーリーの寝室とか、さほど重要そうでない場所に至るまで、物語世界のリアルなセットが自分の中で完成してしまっている。
  • 幼少のころに入れ込んだストーリー世界の影響は大きい。脳のRAMではなくて、ROMに書き込まれている感じがする。悔しいからいうわけじゃなけれど、ってか悔しいからいうんだけど、千と千尋やチョコレート工場は、ずっとまえから好きだったんだ、といいたい。。付け加えておくなら、まだ映画化はされてないけど、大泥棒ホッツエンプロッツも大好きだった。これはいまのうちにいっておこう

チョコレート工場の秘密 (児童図書館・文学の部屋)

チョコレート工場の秘密 (児童図書館・文学の部屋)

クラバート

クラバート

大どろぼうホッツェンプロッツ (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (1))

大どろぼうホッツェンプロッツ (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (1))