自分を口ほどにもないと思うヤツはハチクロを読め

  • ハチクロ*1が10巻で完結しました。もっとずーと続くものかと思っていたけれど。
  • 竹本に影響をうけて北海道に一人でツーリングに行こうとしてみたり(実際は四川省に草原を見にいった)、森田に影響を受けてものづくりに走ろうとしてみたり、様々な男の子的影響を与えてもらってます。
  • 口ほどにもないブラザーズ末弟の俺といたしましては、これまでも竹本への感情移入は強かったわけですが、完結ラスト数ページの、あふれる詩情、行き場のない諦観、そして自問と回想。おもわずもらい泣きです。
  • 自分を口ほどにもないと思うヤツは、ラスト数ページのためだけにも、1巻からハチクロを読む価値がある。なぜかは全然説明できないんだけど。

ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)

*1:知らない人のために書いとくと、基本線はラブコメ。ノリは体育祭(あるいは文化祭)前夜的な微妙な郷愁ハイテンション。出てくる女の子がとにかくキュート。特にハグ。やばい。美大が舞台なのでものづくりノリ、徹夜ノリ。絵がきれい、特に横浜の風景、観覧車は印象的。