甘い四国の醤油は刺身にあうと思うようになった

  • 出張で道後。道後温泉本館は「千と千尋」の油屋を彷彿とさせます。建屋は古びた中にもちょっと浮かれたレジャーっぽい雰囲気があっていい感じなのだけど、泉質はフツーのお湯?みたいな・・・ぜんぜん温泉ぽくない。
  • ひきかえ、なんといっても魚がうまい!シマアジの活き作り!こりっとした歯ごたえとしっかりしたうまみ。以前博多で関さばを食べたとき、九州のこってり甘い醤油を刺身で使うのはちょっと合わないんじゃないかとおもったんだけれど、今回はこれはこれでうまいのでは、いやむしろ新鮮な魚の場合はこっちのほうが合うのでは、と認識を新たにした。関東の醤油は強い塩気とソリッドな香りが鯖やトロみたいな油が強い魚の刺身では一種の臭み消しの役割を果たしているのだと思っているのだけど、そこまで油が強くなく鮮度が高い魚なのなら、甘い醤油は淡白な魚のうまみを殺さず引き立てるのでは・・・と思うように今回なった。
  • 香ばしく焼かれたアナゴ飯!淡白な甘みの鯛の刺身!ほくほくに焼かれた太刀魚!身はイセエビのようにしっとり甘くで卵は上海蟹のような濃厚さの茹でウチワエビ!蟹のような味できゅぽきゅぽした歯ごたえの茹でちゃんばら貝!縦に長い日本万歳な海鮮のうまさでした。仕事は一応ちゃんとしたんだけどさ・・・