好奇心とは何か

  • 好奇心とは何かを考えた。辞書によると

珍しい物事・未知の事柄に対して抱く興味や関心。

である。学習が「一を聞いて十を知る」なのだとすれば、好奇心はその「一」にあたるのがどこなのかを拾い上げるトリガーである。では人は何に好奇心を持つか?つまりどこに「一」を見出すか?

  • 何が珍しくて何が未知か、というのは当然人によって違ってくるのでそこには触れないにしても、とある文献(+私見)によれば、コストの観点からは「一」の見出し方には以下のの3タイプがありそうである。
    • タイプ1:最も見出す「十」が大きいような部分に「一」を見出す
    • タイプ2:最も見出す「十」が小さいような部分に「一」を見出す
    • タイプ3:最も楽に「十」を得ることができるような部分に「一」を見出す
  • タイプ1は学習によって得たその成果の絶対値が大きいことを重視。大器晩成。タイプ2は学習に要する労力の絶対値が小さいことを重視。めんどくさがり。タイプ3は効率(成果の大きさ/労力)のよさを重視。ちゃっかりもの。
  • 好奇心についてタイプ2のような戦略がありえる、というのが意外で、今日の発見でした。でも、めんどくさがりが、ある意味、一番長生きできるのかも。