府中試験場・ギリシャのETC

  • ようやく普通二輪免許ゲット。府中の試験場で免許に二輪を併記してきた。なにかと批判が多い役所の手続きではあるが、免許関係の手続きは、見事に洗練されていた。受付では手続きのアウトラインを超早口でインストラクション。もらさず聞き取ることができれば情報に過不足はないことがあとになってわかる仕組み。免許受け取りの窓口では女性の係員が活弁士のごとく交付番号を連呼して受取人を混乱なきよう誘導する。都庁のパスポート受け取り窓口も同種の効率性を持っている。
  • ギリシャはお世辞にも交通インフラ、特に道路が十分発達した国ではないのだが、高速道路にはETCがきちんと整備されている。ギリシャのETCは車載ではなくて、ポケベル大の箱で、それを窓にかざすだけでゲートが開く仕組みになっている。これですむのなら、日本のETC車載器のあの大げささはなに? と問いたい。設置費を業界に稼がせるためだけにあんな大げさな装置を設置するように仕向けられている?国土交通省はハイカ廃止とETCの全車普及を目指すはずだが、二輪のETC車載器は開発が非常におくれている。ポケベル型のポータブルな車載器なら盗難、振動、防水、などなど二輪車特有の問題が一挙解決であるが、それをしないのは、ポケベル型車載器が四輪にも広がるのを恐れてのことでは・・・と思っているのだが。

http://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20050518ve04.htm